impressのレトロPCの記事でXE-1PRO/同STが出てましたが

分解出来ないことはないんですよ。封印シール破れば、ですが。
ちなみにその記事はコチラ。
ST後期型(便宜上、青STとでもしておきます)の裏蓋、私が見た限りではどれも電池ケースのとこ開くんですが、これもロット違いがあったりするのかもしれません。
 
で、今回ご落札いただいた物を分解洗浄したのがこちら。
イメージ 1
 
外装はいつもどおり酸素系漂白剤による除菌後に中性洗剤で、手の触れる部品は取り外して超音波洗浄しています。
洗剤には食器用洗剤を使うほうが洗い上がりがキレイ。
でも皮脂が固着してる場合はバスマジックリンあたりを使って下洗いしたほうが良いみたいです。
 
それにしても超音波洗浄機、私が買ったのは東芝製なんですが、「こうかは ばつぐんだ」とでも言いたくなります。
洗浄機のほうのレビューは近いうちに別で書きますので興味がある方は少々お待ちください。
 
ゲーム用の入力機器って特にトリガのフレームあたりは手垢が詰まってるのも多いですよね。
先日別のコントローラ(スーパーファミコンアスキースティック)を分解洗浄したときなど洗浄液が一度(一運転180秒です)で茶色くなりました。
 
お見せしても気分悪いだけかなーと思って掲載しておりませんが落とした汚れって見たいものでしょうか?
 
落札者様へ私信:
こちらは今日明日発送予定です。到着まで今しばらくお待ちください。
 
2013/06/13 加筆:
このシリーズ、トリガの角度を変えられたりスティックを8方向と4方向に切り替えられたりするのが便利なんですが、分解後組み戻せなくなる方の大半はこのふたつの機構部の部品の組み合わせ方をよく確認せずにバラしてしまっているようです。
 
特にスティック側、切替機構部は羽を押さえバネとフックでひっかけるだけ、と書くと簡単そうなのですが、これがまた少々難関です。
 
スティックの根元のカバーの小さなフックに2枚の羽根を引っ掛けて90度ほど回転させてからカバー内部に羽根のガイド部を収め、埃の侵入を防ぐカバーとスプリングの位置を調整しつつ羽を筐体上部カバーの溝に嵌めこみ、その状態でさらに片手で押さえたままスティック機構のハーネスを噛まないようにしながらガイドピンに合わせ、この時点でアホかと言いたくなりますがその際PC/SEGAの切り替えスイッチのカバーが頻繁に脱落するうえカバー押さえのスプリングが変なところに噛んで戻らなくなるのでそれらにも気を配り足でドライバでネジを留めていきます。いや足は言いすぎですけども。
 
まず取り外し時にフックを折らないようにご注意を。
本気で致命傷なので、やっちゃった場合健康なパーツからレジンかなにかの樹脂で複製してこないといけません。
8wayだけでいいよもう、という場合は取り付けなくても良いので気にしないという手もあります。
人間諦めが肝心だよね。
 
…といったように、ばらすのは5分もかからないんですが、組み戻すのがめんどくさいのです。
次以降は洗浄は有償にさせていただきたいレベル。