国際貨物に遅延が出ています。

※2018/09/30追記・なんて書いてたら配達されました。ホント通関終わると速いな。
明日明後日で検品ののち、FBAに入れます。

関空の被災の影響がまだ長引いています。

当店は基本的に北米からの荷物はクロネコさん、中国からの荷物はDHLさんにお願いしているのですが、北米からのクロネコの貨物がまず出国に1週間、羽田に到着後また数日足止め中です。
問い合わせてみたところ、昨日28日の時点で23日着の貨物の通関に取り掛かり始めたところで見通しが立たないとのこと。
ちなみにDHL、FEDEXは独自の通関を持っているのでうちより速いから急ぎの荷物はそちらに頼んでくれ、とのことでした(実際、後から発送された中国からのDHLの荷物は既に当方到着済みです)。

いやもうあなたのとこに任せた後なんですよ、と言いたかったんですけど、なんか担当者が気の毒になってしまったため、土日も通関処理が稼働していること、関空扱いの貨物も羽田と成田で振り分けていること、直接被害があった貨物の保険の処理が膨大な数になっていることなどの説明を受けたのち電話を終えました。

ちなみに追跡番号を確認して現在地が羽田の「クロノゲート」になっていれば通関待ち行列には入ったと思っていいそうです。

正常化には当分かかりそうですが、この後ハロウィン、クリスマス、新年と続き、間違っても輸送量が減る時期ではないので、このまま繁忙期突入だと思います…と電話の向こうでぐったりしているのが見えるようでした。
電話口の方が何かトラブルの原因なわけではもちろんありませんし、あまりご無理なさらないでくださいね、としか言いようもなく。

今回の件で関空の取扱量の多さ、災害時の弱点が露呈してしまいましたね。
同様に、おそらく成田や、条件が関空と似た羽田などもあの規模の災害には耐えきれない可能性が高いのではないでしょうか。

国内便はほぼ回復しているとのことでしたが、貿易国である我が国は国際空港がダメージを受けると経済に甚大な影響が出ます。
今回のような天災だけとは限りません。今回露呈した弱点は様々な問題を表出させました。
人的被害が少なかったことが不幸中の幸いでしたが、国全体で二重化や災害時のバックアップ体制の強化などを考え直すべき時期なのだと思います。