小さめのスピーカーを使う、そもそも諦めてモニタ内蔵のスピーカーで気にしないことにする、などの手もありますが、音絡みの仕事のときにはそうもいかず、これまではヤマハ製のデスクトップスピーカークランプBAS-10でちょうど耳の高さに来るようにしつつ机の上から追い出していました。
※画像は音響機器レンタルのアペックス様のサイトよりお借りしています。後日差し替え。
ところが先日、PC周りを一新した際に液晶モニタが机の幅をはみ出しまして、それまで使っていたアームを取り付ける余地がなくなってしまいました。
BOSEのデスクトップ三脚スタンド付かないじゃん。
一応マイクスタンド用のブラケットアダプタはオプションで用意されているんですが、ペアで1万とかちょっと今出したくない金額だったので別の手を模索(≒Amazon.com散歩)。
見つけたのがこちらのKANTO S2 DESKTOP SPEAKER STANDです。
※画像はamazon.com商品ページより。
アルミ製で、16度の角度がつけられるようになっています(角度は固定です)。横から見るとV字になり、接地面は後部側のみ、スピーカーとの接触部はウレタンパッドが貼られていて、多少大きめの音でも発声時のちょっとしたブレは吸収してくれるようになっています。
オーディオファンの方々の、がっしり安定させれ!スパイクで3点接地させれ!みたいなのとは対極なんでしょうが、適切な距離で発声位置や角度を極力耳の高さに合わせる、というのが実のところ「まともな音」を確認する際には一番重要です。
あと見た目。
スピーカーを載せるとこんな感じになります。
※画像はamazon.com商品ページより。
一般的な机の高さが70~72cmほど、液晶モニタの画面下端を12cmほど上げた状態でわたしの視点から撮影したものがコチラになります(3分クッキング風に)。
ついでにちょっと斜めから。
無事目標達成。白のCONTROL1PROに黒いスタンドも良いものであるな、と個人的には思っております。
こうした位置にスピーカーを設置する場合はバスレフポートは前面配置のものを選ぶのがコツ。
背面配置のものだと低音が妙な反射を起こしてしまい、ボワついてしまいます。
そうした点でもCONTROL1系とS2 STANDの組み合わせはデスクトップスピーカーとして割とオススメです。
小音量からそこそこの音量までソツなく鳴らしてくれ、日中でも深夜でもストレスフリーな音響環境が得られます。
もし、20KHzより上が欲しい場合や響き方が違う音が欲しいときは別の製品を選ぶか、リボンツイーターを併用するか、ですね。
置く場所が作れたらJBL 4312系は例えば4312MIIでは55~50KHzまで、4312Eで40~40KHzまで鳴るので1セット欲しいなあと思ってるんですが、間違ってもデスクトップサイズじゃないんですよね。