DigiFi No.22 コンデンサ仕様

DigiFi No.22付録ヘッドフォンアンプのコンデンサ交換のための覚書。

使われている電解は全て中国AiSHi製105℃品WHシリーズ。

交換先



電圧 容量 外径 ピン径 ピン間隔 互換性
出力側
8x 16v  220μF φ 6.3 φd0.5 F2.5 UTSJ× KT● KA〇 FW〇 PSG★ KMG〇 ES× OS×

入力側
6x 50v 10μF φ 5 φd0.5 F2.0 UTSJ● KT〇 KA〇 FW〇 (UTSJ/KAは22μF同寸)
2x 25v 47μF φ 5 φd0.5 F2.0 UTSJ● KT〇 KA〇 FW〇 KZ× ES×

電源周り
1x 6.3v 3,300μF φ10 φd0.6 F5.0 HZ◎ HM● KW〇 KMG×
1x 16v 3,300μF φ12.5  φd0.6 F5.0 UTSJ× KT〇 KA● RW5◎

電圧 容量 外径 ピン径 ピン間隔 互換性
※注意・厳密に回路を追ったわけではないので入出力等の用途は不確定
◎はbispa在庫・●は共立在庫
日ケミPSGは270μF・6.3mmアリ。購入はMouserかDigiKey

▼配置
MicroUSBそば
c1, .3v3300μF
コイル横
c36, 16v220μF
オプション基板端子そば
c58, 16v220μF
バランスオペアンプとボリュームコンデンサの間
c66,c67,c68,c69, 50v10μF
c6, 16v3300μF
オペアンプとXLRの間(バランス)
c74,c75,c76,c77, 16v220μF
アンバランス入力端子そば
c61,c62, 25v47μF
アンバランスオペアンプ周り
c70,c71, 50v10μF
c72,c73, 16v220μF


※サイズ制限
16v220μFは8mm径を使えれば選択肢が大幅に増えるが、バランス側はスペースがタイト。
電源周りの2個とアンバランスの2個については比較的余裕あり。

※容量の増加
50v10μFの2個は22μFがUTSJ・KAで外径・ピン間とも互換性あり。
16v220μFの8個は8mm径(というかΦd0.6)のものが物理的に基板に刺さればUTSJ・OS-CONなどの330μFまでは使える可能性。→使ってる人発見。
ただしφdが0.6、F間が3.0となるため基板側の余裕がない場合取付不可の危険あり。
AiSHi製品でも8mm品を使ってくれてたら良かったんだけど。

ただまあ、入力に近いとこに表面実装のJRCの4580が鎮座してるんだよね。
コンデンサ張替だのI/V側のオペアンプ交換だのの前にコレをどうにかしないと結局4580の色になるんじゃ…。

というかKAの220μF、在庫が共立エレにナイ。