VersaProのフリをしたThinkPad Helix

新しいPCを買いました。
NECVersaProWindows8.1Pro UpdateプリインストールのタブレットPCです。

Core M-5y71(Broadwell-Y)にメインメモリ4GB、M.2接続のSSD128GB搭載というなかなかの仕様で、ワコムのFeelITTechnology対応のペン入力にも対応しているため少し前から絵描きさんの間でちょっとした流行になっていた製品です(VersaProなので婆さん、だとか)。

ただ、残念ながら正規のお値段だとなかなか売れなかったようで、NTT-Xstoreなどでちょいちょいセールになっていたもの。今回はあきばお~というお店がそこそこの台数を放出。

ちょっと目を疑う価格だったため、軽く調べてみたところ…これThinkPad Helix 2ndじゃん…。
てことは保守マニュアルあるよね、あった。中身確認。
あ、SSDは交換出来るのね、eMMCじゃないのね。M.2なら1TBまで載りますね、現時点で。
SSD、ありますね、たくさん。

という感じで2台注文。数日後には届いておりました。
ひとり5台までだったときに5台注文しちゃうか悩んだんですが…買っておきゃよかったな。

ま、それはともかくひとまず初期動作の確認の前にTrueImageでごっそりバックアップ。
初回起動で一通りやることを済ませた後、そのままWindows10に更新。
デジタル認証を取ったあとはおもむろに分解に移ります。
ここまで2時間そこそこ。

少し前にセールになったMebiusPad(AtomZ3770/4GB/eMMC64GB)とは段違いの処理速度でございます。
いや、Mebiusはあれはあれで良い製品だと思いますが、さすがに世代がね。

で、分解にはThinkPad Helix 2nd Genの保守マニュアルやLenovo公式の分解動画が参考になります。
動画にならいギターのピックでぱかぱかと開いてゆきますと裏蓋がごっそり外れます。

ちなみにこの機種、CPUクーラーが変わったつくりで、板バネ様のヒートパイプ的なもので背面パネルに熱を移してファンレスを実現しています。その結果ファンレスのクセに多少の負荷では50℃そこそこ。

交換可能なFRUはSSD(M.2接続・SATA/NVMe両対応)、追加のM.2スロットにWWANカードを取り付ける程度で、CPUとメインメモリはオンボード搭載、無線LANはintelAC7265が専用基板で実装されています。交換出来ませんが、まあ、11ac対応ですので当分不満が出ることもなさそうです。