富士通 PRIMERGY TX1330M2 その8・3.5インチHDDキャディ

 富士通 PRIMERGY TX1330M2 その8

HDDベイに純正キャディを使わずにHDDを取り付けたい場合のために現物の寸法を計測。

まず純正品の情報。
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3.5インチHDDキャディ
パーツナンバー A3C40152045 Rev.F
HDD固定ネジは基板面側から皿ネジ使用。ショート防止のためのフィルム貼り付け済み。
(2017年10月28日追記)→プレクスから来た分は貼ってませんでした。代わりに2.5インチ用のネジが同梱。

国内だとPGダイレクトや、おっと、その他サーバー部品取り扱いのあるディーラーで買えるところあり。
現時点でebay、aliexplessなど海外サイトでは80ドル近くなるため(+送料)、国内購入のほうが安価。

自作する場合、全幅105mm、板厚0.8mm、長さは3.5インチHDDの長辺+αで取り出しタブを用意出来る程度(純正キャディではHDD端から32.5mm)。
固定用の爪がある面(タワー筐体に於いて下側)について基板面側から側面への立ち上がりは12.7mm以下。
同上側にインジケータ用の導光のための透明プラスティック棒2本。


標準で入っているダミーを改造する場合、側面の厚みが1.8~2.7mmほどあるため、薄く削ぐ必要がある。
強度を残したまま加工したい場合には2.5インチSSD搭載に留めておくのが無難。
その場合はSATAコネクタ部の開口とダミー底部の薄板化(2.1mm→0.8mm)のみで済む。

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…0.8mmの鋼板買ってきて全部作るほうが多分楽。

振動抑制と飛び出し防止だけで良い場合はバックプレーンを上段に移し、ハネナイトなりポロンなりといった樹脂か何か(何ならボール紙でも可)をHDD側面に張り付け、HDDと前面マスクの間に何か詰めて押さえつけるだけでもほぼ事足りる。
ホットスワップできなくなるけど。

本体安く買ってるのにオプションにお金かけすぎるのは本末転倒というか、本体安かったからその分オプションを充実させられるんだ!と思うかはまあ人によりますよねー。

一番安上がりなのは0.8mm厚のアルミ板を12.5mm幅くらいに切り出してコの字に曲げてネジ穴開けて使う、って感じですかね。
L字アングルでちょうど良いのがあればもっと簡単なんですが。
天気悪いしホームセンター行くのめんどくさいな。

(2017年10月28日追記)
2ch?5ch?の激安サーバースレでこのブログをご紹介いただいた際に、その方からアルミアングルの通販で買えるところをお教えいただきました。

e-kanamono(楽天市場) 0.8*25*25*3640mm アルマイトシルバー
あす楽対応の上、必要なサイズにカットして送ってくれるそうです。
サービスらしいので厳密な寸法出しは期待しないほうがよさそうですが、HDDの長辺+10mmくらいで切ってもらうと良いかも。
なお、ベイ下側に接する部分にはガイドレールがあるため、25mmでは少々幅がありすぎます。12/13mm程度で良さそうです。(→現在ノギスが行方不明中につき、発見時に再確認)