富士通 PRIMERGY TX1330M2 その7・ファイルサーバー機の準備②

富士通 PRIMERGY TX1330M2 その7

ということで、ディスク周りを用意。
部品庫を漁ったら2.5インチ用のSASエンクロージャが出てきたので計画変更、大容量データ用の3.5インチドライブと、作業中の原稿やらデータやらを置くための高速領域を1台で賄えるかのテストを行います。

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Raidon iS2880-8S-U5Dと3.5インチHDDトレイを取り付けたところ。
iS2880は取り出しボタンの赤がPRIMERGYのフレームの赤と一緒にアクセントになって良さそうかな、と。
まあフロント化粧パネルをかけてしまったら見えないんですが。

HDDはWD REDとSeagate IronWolfの8TBを各4台、計8台で64TB。SeagateのAV用2.5インチ1TBを2台。
SSDSandiskのUltraII960GBを2台、東芝の512GBを4台で4TBほど。

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接続先は部屋に転がっていたLenovoのx3100M5からM1115を2枚調達。
このカードはLSI SAS9223-8iのOEM品で、LSI純正のITファームに書き換えることでRAIDカードとしてではなく単純なSAS HBAとして動作させることも可能です。

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すこし古いカードなのでPCIe2.0 x8接続。近いうちに16ポートのもの1枚に乗せ換えますが、ひとまず電源周りのテストなどはこちらで行います。

ところでTX1330M2は当方手持ちのほぼ10年選手の部品たちとは違い、ほぼ最新モデル(笑)なのでバックプレーン側のコネクタはSFF-8643、miniSAS HDと呼ばれる端子。
一方LSI HBAの9000番台はSFF-8087、MiniSASです。
つまりTX1330M2の付属ケーブル、x3100M5の付属ケーブルはどちらも端子形状の問題で使用不可。

仕方ないのでケーブルは新調します。

今回は(安かったので)SilverStoneのSST-CPS06を。
SASケーブルは1本で4系統分ずつ接続出来るため、こちらを4本、予備含めて5本購入。

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画像見づらいですね…8087と8643の端子の形状・サイズの違い。

おまけでAdaptec(PMC Sierra)のminiSAS HD→SATAファンアウトケーブルも。
まあ今回はドライブベイに空きがないので使いません。

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結果、PCIeスロットが足らなくなるため、SSD750はとりあえず見なかったことに。

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メモリ、16GBじゃやっぱり足りないかな…。

(2018年10月28日追記)
→その後のテストでiS2880が動作しないことを確認。2.5インチ周りは再検討中です。
わたしの手元の個体が壊れているだけか、そもそもSAS2.1以降のホストに接続できないのかは不明、今後追試験予定なし。どうせ3Gbpsまでしか対応しないならSSDを入れるには不足ですし。