富士通 PRIMERGY TX1330M2 その9・SASバックプレーンをニコイチする

富士通 PRIMERGY TX1330M2 その9

ファイルサーバー用にするTX1330M2。
それぞれ動作確認を済ませたらTX1330M2をニコイチしてゆきます。

まず、画像中央の金属プレートと中央左にあるスイッチ部品を取り外し。
プレートは手回しネジ、スイッチ部品の金具は+ネジ1本でそれぞれ固定されています。プレート下部(画像では中央上部)のケーブルホルダーからそっとケーブルを外してから作業。
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次はドライブケージの側板。ネジ5本です。
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側板を取り外したところ。ドライブキャディの収まりがきつい場合はこの時点で右側面(画像では奥側)に固定されている金具のネジを緩めることで若干調整可能。…動かしたらまた固定。
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ダミートレイがあるとバックプレーンが取り出せません。全部抜きます。
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バックプレーンに載っている表面実装部品などを傷つけないようにそっと引き抜いて…取れました。
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(3分クッキング風に)用意しておいたもう一台がこちら。
上部ベイにバックプレーンを取り付けます。ガイドレールに沿って滑り込ませ、右側面のスリットに差し込みます。
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別の角度でもう一度。
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ところで作業中重いのでHDDは外しておくべき。不慮の事故も困りますし。
とぐろを巻いているケーブル群から上段ベイ用の信号ケーブル、電源ケーブルを取り出して…
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取り付け。側板とスイッチ部品も元通り取り付けます。
シュラウド&SASエキスパンダ取付用の金具も取り外し時と逆の手順で取り付けておきます。
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順番が前後していますが、フロントパネルを取り外すときにはサービスタグを引き出してからパネル下部の爪をつまんでパネルを手前上に持ち上げます。
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EMI対策のためのパネルだらけ。最近の廉価な自作向けPCケースだとこういうの省かれまくってますね。
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5インチベイのものはつまんで引き出せば簡単に外れます。3.5インチベイ周りのものはネジ4本を外して左へスライドさせ…
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外れました。
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HDDを取り付けていきます。
今回はメーカー・回転数混成のため、7200回転のIronWolfを下段ベイ(一番ベイ)に、5400回転のWD REDを上段ベイ(二番ベイ)に。
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いちだーい、にだーい…
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ごだーい、ろくだーい…
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あ、トレイのP/Nステッカーは擦過で破れたりしがちなので、気になる方は別の場所に張り替えるか、上から保護シールでも貼ってください。うちは数枚ダメにしました。
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8台取付完了。
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5インチベイに何か取り付ける場合にはこのレバーを起こして…
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取り付け後、また固定。2段目はともなく3段目は爪を解放(下部追記参照)しないと固定位置がほとんど覗き込めません。おとなしく外すのが一番ですが、なんかイイ感じになるように上段のものとツライチになるようにします。…まあそれでもずれてることもあるんですが。このあたりはコルセアやらクーガーやらの自作向け筐体のクリップのほうが使いやすいよなあ、個別だし。
あ、この2.5インチエンクロージャのように2倍厚のものを取り付ける場合には支持部分を拡げてから挿入。
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2017年10月28日追記・
5インチベイのクリップ機構なんですが、上端をひっかけている爪を解放することで170度くらいまで開くことが出来ます。本記事投降後すぐ気が付いて見悶えていたのですが、一通り身悶え終わったので追記しておきます。

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続きます。