配送ラベル作成

暑くなりましたね、まだ5月だというのに。
Amazonマーケットプレイスに出している物販店も、最近はおかげさまでちょっと売り上げも伸びて同じ日に発送するものが増えてきたため、取り違えへの対策が一層重要になってきました。

サイズがばらけているときや、最後のラベリングまで全て自分でやる分はまだ良いのですが、クロネコさんの宅急便利用で集荷の場合は宛先ラベルを貼るのはヤマトのドライバーさん。
全部宅急便コンパクトなんて日はよほど慎重にやっても取り違えが起きてもおかしくありません。だって同じ箱だもの。

そこでこんなのを制作して、集荷時には指差し確認でチェック出来るようにしました。
…手書きだとね、わたしあまり字が綺麗じゃないのでね、イカンのです。はは。

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うちのラベルプリンタ、印刷解像度があまり高くない(確か200dpi)のですが、長期にわたり使うものでもない(お客様のとこに届くまでで良い)のでこれで充分かなと。

上から順に、
・中身を確認して〇〇が梱包を担当しましたシール。こちらは梱包外箱に貼付します。
・中古品の場合、動作確認を行った年月日と受注番号、お届け先のお客様氏名を記載したシール。これは内容物の箱詰め前のエアキャップ袋に貼付するもの。
・お届け先のお客様の郵便番号・住所・お名前。こちらも梱包外箱貼付です。ミミミン。
(ちなみに非実在住所ですのでそれっぽいところへ行っても7代目CGはいません)

下二つのラベルにはamazonロゴが入れてありますが、これはどのECサイトでお届けしたものかを確認しやすくするためのもの。Yahoo!ショッピング経由、ヤフオク!経由、楽天市場経由の場合はそれぞれのロゴステッカーと差し替えています。
※1・ちなみにこのシールでは制作中ダミーのためそのまま画像を入れていますが、実際にはamazonロゴ許諾ガイドラインに準じ、画像全体を2値またはスマイルマーク部分はオレンジとする必要があります

※2・中古品を「仕入れて売る」場合は古物商の免許が必要です。古物商許可証の申請はお近くの警察署の生活安全課まで。申請の仕方や実際の申請については後日記事にします。

これに加え、昨夜作っていたのがコチラ。
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宅配ボックス利用を承諾された方宛てのお荷物でも持ち戻られてしまうことがあったため、すこし目立つステッカーを制作。
インクジェットプリンタを使えばもっとカラフルなアラート画像を入れられるんですが、うちのラベルプリンタはあいにく単色。最近Brotherさんからフルカラー対応のラベルプリンタが発売になりましたが、約2万円とお安くてちょっと検討中です。

まあそれはさておき、なぜ4パターンもあるかというと、①左下→②左上→③右下→④右上の順で制作過程の試行錯誤例です。

①ほかのラベルのデザインから元データを転用したため1番にはブランドロゴが入っていますが、「冷静に考えたらどのみち検品シールにロゴは入っている」ため削除。せっかく作ったらつい貼りたくなるんですが、同じロゴがあちこちにあると昭和のラジオCMみたいなことになってうるさいですよね。社名連呼、いまだにやってる会社あるよね…。
②誰宛てのお願いかを追加。
③字体と配置を調整。お願いしたいことは丸ゴシック、強調したいところのフォントを太めの角ゴシックとすることで硬軟メリハリがつきます。
④最後に「配達の方へのお願い」の部分を反転させてだいたい完成。

うるさくなり過ぎず、段落ごとの文字列のテンポも阻害しない、でも配達の方の目は引けそうな割と良くできたラベルになったのではないでしょうか。
ちなみに、左に大きなアイコンを置く場合、このラベルのデザインのように右側の文章列は右揃えにしたほうがラベルの中での収まりは安定します。

同様の理屈で検品ラベルを微調整したのがコチラ。

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こちらも上が調整後のもの。チェックボックスを左へ、内容品確認済み・検品者名のところは右揃えにして半角分のスペースを入れ、ブランドロゴのtの字の下端と揃うように調整。

レ点チェックはやっぱり左側にあるべきよね、ということでロゴの4の字あたりに揃えて配置。
アスタリスクと「お買い上げ~」の文字列から一段下げることでチェックボックス感が多少増します。

まあ、こういうのに拘ったところで売り上げが短期的にそこまで大きく変わることはないと思います。
でもコンパクトな商売をするなら手元で出来ることくらいは少し丁寧にやっても罰は当たらないと思うんだよね。

ちなみにこの手のデザイン、廉価でお請け致しますし、ラベル印刷システム一式のご提案も可能ですので、ご興味がおありでしたらご一報を。