なんの変哲もない普通のPCIexpress x1接続のLANカードに見えますよね。
その通りです。ただし一般的な1Gbpsどまりのカードと違い、こちらは最大5Gbpsまで回せます。
製品仕様
メーカー:AQUANTIA
型番:AQN-108-121-SBA
搭載コントローラ:AQTION AQC-108
バス:PCIexpress 3.0 x1
速度:5Gbps/2.5Gbps/1Gbps/100Mbps
概要
マルチギガビットイーサネットを積極的に推進しているAQUANTIA製の純正品。
PCIexpress x1スロットで最大5Gbpsを実現。
店主所感
上限速度を5Gbpsまでに抑えたことでPCIexpress x1スロットへの搭載を可能にした製品で、一般的なPCでもNUROやKDDI光等の高速光インターネット接続を活用出来ます。
コントローラにはヒートシンクが搭載されており大きなファイルの連続転送時などに威力を発揮しそうです。
10GbE製品ですとPCIe x4以上のスロットでなければ取り付けられませんが、同時ユーザー数が少ない家庭向けのHDDベースのメディアサーバーなどではほとんどの場合こちらの製品でも十分なのではないでしょうか。
また、802.11ac wave2や802.11adの親機を自作する際にも無線の実効帯域をほぼカバー出来るため、コンパクトでセキュアな無線サーバーを構築できると思います。
本製品に搭載されているAQC108は既にASRockなどの上位マザーボードに採用されて実績のある製品です。
長い間一般向けのネットワークといえば1Gbpsどまりという時代が続きましたが、やっと現実的な価格で(といっても1G製品よりは高いんですが)Over1Gbpsを実現できるようになりました。
少量のみテスト入荷しておりますので、ご興味をお持ちの方はお問い合わせください。
既に何セットかお送りしており、残り1桁本です。
先日より発行中のプロモーションコードも適用可能です。
AQUANTIAについて
ご注意
1.リテールパッケージですので化粧箱入りですが、輸入品であり、特にシュリンクされたりはしておりませんため、パッケージに多少のスレや折れ傷があります。
ご購入の際はこの点ご理解のほどよろしくお願いいたします。
OS対応について
2.FreeBSDやSolarisなどのドライバはありません。これらのOSでマルチギガビット接続出来る製品は今のところありませんので、こうしたOSではintelなどのメーカーの10GbEをお求めください。
(消費電力があまり問題にならない場合、Mellanoxや、Broadcom、SolarFlareあたりでも問題はないと思います。SFP+のものであれば新古・中古ともに安価に出回っています)
ピンポイントにはFreeNASではこちらの製品は使えません。
RockstorなどのLinuxベースのOSを選ばれるか、HCLを参照して動作実績のある製品をお使いください。
当店ではintelX550互換製品の取り扱いがございますが、あまり安価とはいきませんため、10Gtekさんあたりの商品をご検討いただくほうが安く済むかと思います。
また、Rockstorでのサーバー構築案件もご相談をお請けしております。
12月5日追記・Aquantia直販が日本でもスタートしたので当店の販売を切り上げます。現在セール中。
直販お値段大変なことになってます。みんなコレ買って一気に5GbE環境にしようぜ。
組み込みは今後も行いますのでご相談くださいませ。