黒鼓その9・無線系配線

黒鼓は円筒状の外装は金属ですが、トップ・ボトムがともにプラパーツのため、無線LANWiFi)・Bluetoothなどのアンテナ、Unifyingアダプタなどは位置決めさえ気を遣えば筐体内に仕込んでしまっても十分な感度を得られます。

試しにintel純正無線LAN/Bluetoothアダプタ7260ACと2.4/5GHz両用アンテナを天板に仕込んでみたところ、ラビットアンテナタイプと同等とまではいかないものの必要十分な利得が出ているようです。

…と、テストはしましたが、7260ACに関しては早々に撤去してしまいました。
miniPCIexpressにはPT3を取り付けたいからです。
代わりにUSB2.0タイプの無線LAN/Bluetoothアダプタを仕込んでおきます。
WAN側への接続は1000base-txを使い、無線はスマートフォンとの同期に使う程度なので実用上は問題ないという判断です。

なお、2.4GHz系のデバイスを複数組み込む場合はアダプタを可能な限り離して設置することをお勧めします。
2.4GHz帯はUnifying・BluetoothWiFiなどが喰いあっているため、速度が出ない、入力遅延が起こるなどのトラブルが起きがちだからです。特に無線がなんだか遅い…というのはたいていコレと野良電波が多すぎのコンボなので、個人的にはWiFiは11ac(5GHz)のみとしています。

…と言いつつ、内部USBポートにUSBハブを取り付けてそこにUnifying・無線LANBluetoothUSBメモリ…と並べておいても速度低下が気にならない・気づかない人も結構多いんですよね。
なので、気になる方だけ対策しておけば良いかと。