こちらの組み立てを画像でご紹介します。
品物についてはコチラをご参照ください。
付属品はネジ一式と熱伝導パッドが6枚。ヒートシンクの取付は+ネジ2本と手回しナットで行います。
今回はSamsung製SM961を取り付け。
ラベルは貼ったままでも問題ないのですが、まあ多少なりとも熱移動の邪魔になるので背面へ張り替え。
※動作確認を済ませてから張り替えてください。
SM961等のSamsung製M.2SSDのラベルは剥がされるのを邪魔するために(笑)四隅に切り込みが入っています。
乱暴に作業すると千切れてしまうので、デザインナイフ等の薄刃のものでそっと起こしてゆきます。
1~2cmも起こせたら後は普通に剥がして大丈夫。
剥がしたラベルは今回は背面に張り替えておきます。
再びアダプタにSSDを取り付けたら次は熱伝導パッドの貼り付け。
今回はアダプタに添付されているものを使用します。厚み違いで3タイプ計6枚が添付されていますので、ご使用になるSSDのコントローラやNANDの厚みに合わせて使用場所を調整してください。
このとき、画像のようにタブがついている面を残して貼り付け、チップに密着するようにいずれかの端から押し付けながら貼ると空気が入りにくく、また作業がしやすいと思います。
なお、SM961の場合は一番厚みのあるものをキャッシュメモリ(画像中央の多少よれているもの)に、中間の厚みのものをコントローラ(左端)に使用します。
順番が前後しますが、M.2SSDは基板が薄く反りやすいので、予防のためにキャリア側にも余ったパッドを貼ります。今回は半分に切って2枚重ね。余ったパッドの厚みなどで適宜調整してください。
その後ヒートシンクを真上からそっと載せます。3か所のネジ位置に一発で決まるよう、多少慎重に。
ネジ留めしたら横からパッドの浮きなどがないかチェック。
PCに取り付け、温度を確認(Flir One Pro使用)。
写真奥のPlextor PX-128M8PeやH170チップセット等と比べ、温度がかなり低くなっているのがご覧いただけますでしょうか(PCIソケットなどと見比べるとSSDからヒートシンクに熱が移動していることが確認できます)。
※撮影時はPC用テストボード MANAITAN-Xを使用、CPU(PentiumG4600)含めマザーボード上はファンレス。室温28℃。ただしエアコンが動作しており、メモリの向こうに120mm600rpmファンを回転数固定で1基まわしていますので完全な無風ではありません。
この後は普通のストレージ取付と同様にパーティション確保してお使いください。
※ご落札者様へ
今回ご落札いただいた物は一度PartedMagicでSecureEraseをかけたのち、Windows10からGPTボリュームで領域確保済みです。ご使用環境に合わせて再フォーマットなどをお願いいたします。