※時々お問い合わせをいただいているのですが、他店購入品の取り付けはまずはご購入店様ににご相談ください。
破損などがありました場合に責任の所在がわかりづらくなるため、基本的にはお受けしておりません。
一切お断り、ということではございませんが、他店販売品の持ち込みの場合、送料や作業料の割引などはいっさいかかりません。
ぶっちゃけたことを言ってしまうと当店でお買い求めいただいたほうがトータルで安くつくとは思います。
まあ、うちで買ってね、と、いうことでひとつよろしくお願いいたします。※
下書き中（後程画像などを追加いたします）
インストールガイドにある、「3回転半」というのは付属のロッドアンテナとアンテナケーブルとの間の接続についてです。
紛らわしい書き方になっていてすみません。
9560本体と内部接続用ケーブルについては、単純に篏合させるだけですので、回転させる必要はございません。
次のようにして接続をお試しいただけますでしょうか。
■破損の確認
端子部に歪みや破損がないかをご確認ください。
M.2無線カードのアンテナ端子は1.5mmほどしかありませんので、厚みも少なく、ちょっとしたダメージで歪んでしまったり破損してしまいます。
破損がなければ、9560側、ケーブル側ともに目視でだいたい真円に近いはずです。
このサイズ・この価格の工業製品ですので、航空・宇宙グレードのパーツのようにはいきません。
どうしても初期不良が出ることはあります。
その場合は良品と交換いたしますので、ご購入履歴ページより当店にご連絡をお願いいたします。
■部品各部の名称
M.2無線カードのアンテナ端子をMHF4端子、外部アンテナとアンテナケーブルを接続する端子をRP-SMA端子といいます。
なお、各端子は圧接されており、内部接続用ケーブルのRP-SMA端子側は熱収縮チューブで保護されています。
■付属品以外の工具の用意
・内部接続用ケーブルのPCケースへの固定には8mmのナットドライバーが必要です。
ラジオペンチなどでも代用可能ですが、傷がつく恐れがありますので、その場合ビニルテープなどで養生して作業してください。
当店ではHOZAN製D-840-8をお勧めいたします。
・M.2無線カードを当店添付のネジでマザーボードへ取り付けるにはNo.00のプラスドライバーが必要です。
工具はご注文時にご用命いただければ当店でもご用意可能です。
■前準備
１．まず、PCに搭載した状態ではなく、9560をPCから取り外してください。
２．安定した平らなテーブルなどの上で作業を行います。
この時、ESDマットがあればベストなのですが、なければ適当な（傷がついても構わないような）カッティングマットや厚紙などを敷いてください。
３．体内の静電気を水道の蛇口、ドアノブなどに触れて逃がします。
４．（必要に応じて9560をマスキングテープなどでテーブル面に固定します）
５．アンテナケーブル(内部接続用ケーブル）に曲げ癖がある場合、大きい端子側に近い側の被覆されていないあたりを持って軽くしごいて癖を取ってください。
※端子部を持つとケーブルが破損する恐れがあります。
６．だいたいまっすぐになったところで内部接続用ケーブルの取り付けに入ります。
■内部接続用ケーブルの取り付け
Ａ．内部接続用ケーブルのM.2側端子（MHF4端子）の嵌合面が9560の取り付け部と平行になるように持ちます。
※必要に応じて適当なところでテーブル面に仮止めすると作業しやすいかもしれません。
Ｂ．MHF4端子は飲料瓶のクラウンのように、わずかにくびれのあるベル状の外周部と、実際のアンテナの接合部の二重構造になっています。
外周部は外ハネになっていて内側の接合部より若干高さがあるため、ほんのすこしだけ(5度とか10度とかそのくらいです）角度をつけて9560のMHF4端子の上をすべらせて引っ掛けます。
※あまりお勧めできる方法ではありません。
最初の位置をバッチリ決めてあげるほうが良いのは間違いないので、がんばって位置合わせしてください。
Ｃ．出来るだけ水平にして真上から力をかけていくとある一点を超えたところでカチッとクリック感があるはずです。
深さは1.5mmほどしかありませんので、実はそれほど大きな力は必要ありません。
入らない場合はうまく噛み合っていないということです。
無理に押し込もうとせず、少しだけ持ち上げてずらしてみてやり直してください。
Ｄ．うまく嵌合出来ていればケーブルを左右に回しても外れないようになっています。
※外す場合にはケーブル取り出し部の下に爪を入れ、テコの原理で引き起こしてください。
■
…一度成功してみると「なんだ簡単じゃん…」となると思うのですが…
「まあ壊れないだろ」で力任せにねじ込もうとして壊す方、
「壊しそうで怖い」であきらめてしまう方、
どちらも一定数いらっしゃるのですよね。
動画などでご説明できると良いのですが、いかんせん店主の手は大きく太いため、店主の作業動画を撮ってみても「実際の端子の部分が全然映らない」「実際の取り付け自体は一瞬過ぎて何してるんだかよくわからない」という…。
何かうまい方法があると良いのですが。
まあ逆にいうとそういう手でも取り付けられるということではありますので、頑張ってみてください。
ご自身での取り付けが難しい場合は当店にご相談いただければ取り付け作業を代行いたしております。
