黒鼓その11・ストレージ

黒鼓はマザーボードの背面に背負う形で2.5インチ9.5mmを1台・3.5インチを1台搭載できます。

ただし、取り外し可能なドライブベイ、などといった気の利いた構造にはなっておらず、取り付けの際には2.5インチ→3.5インチの順に組み付けます。

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このとき、2.5インチベイはデバイス底部のネジ穴で固定するため、2.5インチドライブを交換したくなったら3.5インチのドライブをまず取り除かなければなりません。

…めんどくせええええええ。

しかもこの構造のため、2.5インチドライブはマザーボードと3.5インチドライブの熱に挟まれることになります。
あまり発熱の多いものは避けたほうが良いです。現実問題として7mm厚のSSDか、M.2/mSATAのSSDを2.5インチ変換して取り付ける以外の使い方は躊躇します。

さらに両ドライブは腹合わせに組み付けることになるため、電源ユニットの電源コネクタ配置によってはかなり無理のある曲げ方が必要になるかもしれません。

一度構成が決まったら一切構成をいじらないなら良いんですが、せめて逆にしときゃいいのに…。

くわえてもう一点。これは当方固有の問題ですが、SFX電源の重量が右側にかかることを前提に設計されているようで、3.5インチドライブを組み付け、かつ電源レスにすると明らかにレフトヘビーになります。当方と同じような構成にする場合、右側にカウンターウェイトが必要かもしれません。

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あ、光学ドライブを取り付けるようなベイはありませんので、DVDやBlueRayを使いたい場合は外付けで利用することになります。